知識集約化(読み)ちしきしゅうやくか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「知識集約化」の意味・わかりやすい解説

知識集約化
ちしきしゅうやくか

研究開発,デザイン,専門的判断および経験・知識ソフトウエアなど人間の知的活動が製品やサービスに付加されることを指す。これによって単純労働資源エネルギーウエートが相対的に小さくなる。コンピュータ航空機など研究開発や熟練労働に依存する製品,高級衣料やファッション製品,情報処理サービスなどは知識集約化が進んだ産業である。 1971年に策定された「70年代の通商産業政策のあり方」で創造的知識集約型産業が初めて提唱された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android