デジタル大辞泉
「稲子」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
稲子
いなご
[現在地名]七ヶ宿町 稲子
近世湯原村のうちで福島県境近くに立地する集落。阿武隈川支流の摺上川の最上流にあり、北の湯原宿との間には九十九折の稲子峠がある。集落東の五郎山(九〇四・九メートル)は御論山ともいわれ、近世期には稲子山ともよんだ。関村の横川集落の先祖は、天正二年(一五七四)米沢山より当地の馬立沢上屋敷に移住し、慶長年中(一五九六―一六一五)峠田の茂ヶ沢に、また貞享二年(一六八五)から元文元年(一七三六)までは再び当地に移り、木地を挽いたという(明治二年「横川木地挽古来之儀書上」渡部秀明家文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報