老いらく(読み)オイラク

デジタル大辞泉 「老いらく」の意味・読み・例文・類語

おい‐らく【老いらく】

《「お(老)ゆ」のク語法「おゆらく」の音変化》年老いること。老年
「さくら花散りかひくもれ―の来むといふなる道まがふがに」〈古今・賀〉
(「らく」を「楽」の意にとって「老い楽」と書く)老後の楽しみ。老後の安らぎ。
今歳の暮にはお袋を引取って、ちと―をさせずばなるまい」〈二葉亭浮雲
[類語]高年老年老齢高齢年配高年齢年嵩としかさ晩年老境老来老後

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android