豊後水道県立自然公園(読み)ぶんごすいどうけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「豊後水道県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

豊後水道県立自然公園
ぶんごすいどうけんりつしぜんこうえん

大分県南東部,豊後水道にのぞむ海岸の自然公園。 1951年指定されたが,74年に主要部分の日豊海岸が国定公園に指定されたため,面積は 128.62km2から 82.72km2に縮小された。長目,四浦,鶴見,入津などの各半島のリアス海岸と,大入島,大島などの一部,およびカルスト地形の八戸高原一帯 (津久見市) を含む。岬や湾内には小島岩礁が多く,海岸には海食崖洞門が発達,ビロウ,アコウ,ハマユウなどの植物がみられる。

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世界大百科事典(旧版)内の豊後水道県立自然公園の言及

【鶴見[町]】より

…平地は少ないが,傾斜地ではウンシュウミカン,アマナツ,ハッサクが生産されている。九州最東端の岬である鶴御崎とその周辺は自然景観に恵まれ,日南海岸国定公園,豊後水道県立自然公園に指定されている。【萩原 毅】。…

※「豊後水道県立自然公園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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