洞門(読み)ドウモン

精選版 日本国語大辞典 「洞門」の意味・読み・例文・類語

どう‐もん【洞門】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ほらあなの入り口。また、そこに設けた門戸。また、ほらあな。
    1. [初出の実例]「巖戸忽明、洞門自朗」(出典:詩序集(1133頃)月出先照山詩序〈藤原明衡〉)
    2. [その他の文献]〔白居易‐太湖石詩〕
  3. 曹洞宗一門をさす。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「洞門」の読み・字形・画数・意味

【洞門】どうもん

洞口。また、相対する宮門。〔漢書佞幸賢伝〕將作大匠に詔し、賢の爲に大第を北闕下にさしむ。重殿洞門、木土の功、技巧窮極す。檻に衣(き)するに錦(ていきん)を以てす。

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