辛島祥平(読み)からしま しょうへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辛島祥平」の解説

辛島祥平 からしま-しょうへい

1833-1897 明治時代の殖産家,俳人
天保(てんぽう)4年生まれ。豊前(ぶぜん)宇佐郡(大分県)の人。滋賀県から桑の苗を購入し,養蚕をはじめる。さらに機織師をまねいて辛島織をおこし,明治18年絹織工養成の国華校を設立。大分県農会の初代会長。また無味庵如灰に俳諧(はいかい)をまなび,一派をなした。明治30年死去。65歳。号は静斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android