精選版 日本国語大辞典 「還饗」の意味・読み・例文・類語
かえり‐あるじ かへり‥【還饗】
〘名〙
※貞信公記‐抄・延喜一〇年(910)八月六日「相撲還饗」
※貞信公記‐抄・延長二年(924)四月一八日「十八日、帰饗如レ例」
③ 貴人が、賀茂、石清水、春日社等へ参詣し、または参詣の使いを立てた時、帰ってから使いや供人、舞人などをねぎらうために行なう宴。
※貞信公記‐抄・天慶九年(946)一〇月二五日「賀茂願今日果、如二石清水等願賽一、出立饗間〈略〉帰饗伊与守云々」
かん‐きょう クヮンキャウ【還饗】
〘名〙 =かえりあるじ(還饗)
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