野溝七生子(読み)のみぞ なおこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野溝七生子」の解説

野溝七生子 のみぞ-なおこ

1897-1987 昭和時代小説家,近代文学研究家。
明治30年1月2日生まれ。「山梔(くちなし)」が「福岡日日新聞」の懸賞小説1席に入選し,以後「女獣心理」「南天屋敷」「月影」などの幻想的な小説を発表戦後,母校東洋大で近代文学をおしえ,昭和31年教授。森鴎外(おうがい)に関する論文がおおい。昭和62年2月12日死去。90歳。兵庫県出身。

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