雲仙[温泉](読み)うんぜん

百科事典マイペディア 「雲仙[温泉]」の意味・わかりやすい解説

雲仙[温泉]【うんぜん】

長崎県雲仙市,島原半島中央部の絹笠山と矢岳の間,標高700mの高原にわく国民保養温泉で,雲仙天草国立公園雲仙地区の観光中心地。酸性硫化水素泉など。96℃。古湯,新湯,小地獄に分かれ,古湯は奈良時代以来とされ,温泉神社が祀られていた。新湯の地獄は多くの硫気孔から熱湯噴出小浜町(現・雲仙市)の市街から雲仙道路,島原市街から国道57号が通じる。
→関連項目雲仙岳

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