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β‐ガラクトシダーゼ ベータガラクトシダーゼ β‐galactosidase

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世界大百科事典 第2版の解説

ベータガラクトシダーゼ【β‐ガラクトシダーゼ β‐galactosidase】

糖を分解する酵素の一種。β‐ガラクトシド加水分解してガラクトースを生成する。ラクトース(乳糖)をガラクトースとグルコースに分解するラクターゼlactaseがその代表例。多くの生物に存在する。大腸菌では,この酵素の構造遺伝子オペロン(ラクトースオペロン)を形成し,誘導物質抑制物質の有無により酵素遺伝子の転写が制御されることが知られており,遺伝子発現の機構を解明する重要な糸口となった。【柳田 充弘】

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世界大百科事典内のβ‐ガラクトシダーゼの言及

【酵素剤】より

…一般的なものとしては,ウシやブタの膵臓から抽出したパンクレアチン(デンプン,タンパク質消化を主とし,脂肪消化作用ももつ),各種のジアスターゼ類(発芽中のオオムギ,コウジカビなどからのデンプン消化酵素が主体),パパイアの果汁からのパパイン(タンパク質消化酵素)などがよく知られている。また,乳糖不耐性の乳児(小腸に固有の消化酵素であるラクターゼの遺伝的欠損によってミルク中の乳糖が消化されず,下痢を起こしやすい)に対する補充療法剤としてのβ‐ガラクトシダーゼ(ラクターゼと同様に乳糖を消化しうる酵素)もこのカテゴリーに入る酵素剤である。
[いわゆる消炎酵素剤]
 キモトリプシン,ブロメラインその他の動植物,微生物起源のタンパク質加水分解酵素類や細菌細胞壁のムコペプチドの分解酵素であるリゾチームなどは,これらを内服した場合に種々の炎症症状を改善する作用,副鼻腔や気管支における分泌物,膿汁などの粘度を下げ排出を容易にする作用などが認められるとして,これらの目的で歯科領域,耳鼻咽喉科領域などで使用されているが,理論的裏づけは不明確のまま残されている。…

※「β‐ガラクトシダーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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