【けん】園社(読み)けんえんしゃ

百科事典マイペディアの解説

【けん】園社【けんえんしゃ】

荻生徂徠(おぎゅうそらい)の学舎名,またその学派をさし【けん】園学派とも。江戸日本橋茅場(かやば)町にあったので【かや】の字をとって名づけた。学舎には徂徠の古文辞(こぶんじ)学に傾倒した太宰春台(だざいしゅんだい),山県周南(しゅうなん)ら,詩文家では安藤東野,服部南郭(なんかく)ら,明律(みんりつ)研究では荻生北渓(ほっけい),三浦竹渓(ちっけい)ら,ほかに山井崑崙(やまのいこんろん)らの門弟が毎月16日に集まった。このため徂徠の学風は一世を風靡(ふうび)した。一方で反対派の人も多く集まったので,幅広い論争があった。→古学派

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