20世紀西洋人名事典 「アイノカルラス」の解説
アイノ カルラス
Aino Kallas
1878 - 1956
フィンランドの作家。
文学者クローンの娘として生まれる。エストニアの民話学者でもあった外交官カルラスと結婚。小説は、エストニアの古伝説に取材したものが多い。’05年に短編集「海の彼方」を、’13年に同「出発する船の町」を発表。そのほか、’42年に大戦中のエストニアの悲痛な運命をうたった詩集「死の白鳥」を著す。エストニア語でも作品を書く。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報