あおもり短角牛(読み)あおもりたんかくぎゅう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「あおもり短角牛」の解説

あおもり短角牛[畜産]
あおもりたんかくぎゅう

東北地方、青森県の地域ブランド。
北東北地方の山地古くから飼育されていた在来種の南部牛に、ショートホーンを交配して改良された日本短角種の和牛。青森では古くから飼育され、濃赤褐色の毛色から赤ベコと呼ばれる。子牛は、春から初秋の間、母牛とともに八甲田山麓の牧場で放牧され、大自然のなかで牧草を食べ十分に運動をして健康に育つ。晩秋から翌春にかけては、快適な牛舎のなかに移って、堆肥をふんだんに使った自家栽培の牧草や稲わら、飼料用トウモロコシなどを食べて成長。一般の和牛に比べてグルタミン酸とアラニン酸が豊富。脂肪分の少ない赤身肉で、肉自体に旨味がある。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「あおもり短角牛」の解説

あおもり短角牛

青森特産畜産物のひとつ牛肉。日本短角種。

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