アクチウムの海戦(読み)アクチウムのかいせん(その他表記)Battle of Actium

精選版 日本国語大辞典 「アクチウムの海戦」の意味・読み・例文・類語

アクチウム‐の‐かいせん【アクチウムの海戦】

  1. ( アクチウムはActium ) 紀元前三一年、ギリシア北西部のアクチウム岬沖で、オクタビアヌスアントニウスクレオパトラ連合艦隊を破った戦い。オクタビアヌスのローマ帝政への足がかりとなった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アクチウムの海戦」の意味・わかりやすい解説

アクチウムの海戦
アクチウムのかいせん
Battle of Actium

古代ローマ内乱期における最後戦闘。前 31年9月2日,アクチウム沖合いでオクタウィアヌス (アウグスツス ) が M.アントニウスを破った海戦。アントニウスはクレオパトラ7世の策をとって艦隊決戦をはかったが,戦いなかばでクレオパトラは逃走,アントニウスもこれに従った。残りの艦船陸軍はオクタウィアヌスに降伏した。この戦いで1世紀にわたるローマの内乱は平定された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む