最新 地学事典 「アショローア」の解説
アショローア
学◆Ashoroa
束柱(そくちゆう)目デスモスチルス科の絶滅した哺乳類。漸新世後期の北海道のみ産出。最古の束柱類Ashoroa laticosta 1属1種のみ。学名は足寄町産で,幅広い肋骨に由来。臼歯は丘状歯で歯帯がなく,歯根が短い。大臼歯の咬頭(こうとう)式は3.2/2.2。椎骨式は7.13.6.3+.?。頸椎(けいつい)はデスモスチルスより長い。前胸骨は三角形でパレオパラドキシアに似る。肋骨遠位半が肥厚。胸郭はデスモスチルスより細長い。前腕はデスモスチルスより回内位。前肢は下方型で後肢は側方型。
執筆者:犬塚 則久

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

