アスコットタイ(その他表記)ascot tie

デジタル大辞泉 「アスコットタイ」の意味・読み・例文・類語

アスコット‐タイ(ascot tie)

結んだときにスカーフのように見える幅の広いネクタイ英国アスコット競馬場で流行したのに始まる。アスコット。

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精選版 日本国語大辞典 「アスコットタイ」の意味・読み・例文・類語

アスコット‐タイ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] ascot tie ) 結んだとき、スカーフのように見える幅の広いネクタイ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アスコットタイ」の意味・わかりやすい解説

アスコットタイ
ascot tie

服飾品一種で,イギリスのアスコット競馬場の名に由来する。以下の2義がある。
(1) ネクタイの一種。本来モーニングを着用する際に使うもので,広幅襟元で重ね,ネクタイピンで留める。 19世紀中頃に生れたが,1970年なかばに復活し流行した。
(2) 襟巻の一種。首のうしろに回る部分が細く,前の部分が広くなっており,前で結んで用いる。

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百科事典マイペディア 「アスコットタイ」の意味・わかりやすい解説

アスコット・タイ

幅の広い蝉(せみ)形のネクタイ。英国のアスコットAscot競馬に集まる紳士たちの服装にちなんでこの名で呼ばれる。モーニングコート,フロックコートの衿(えり)元に幅広く結び,飾ピンで留めて用いる。
→関連項目ネクタイ

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世界大百科事典(旧版)内のアスコットタイの言及

【ネクタイ】より

… 現在用いられているネクタイの種類には以下のものがある。(1)アスコット・タイAscot tie 19世紀の後半,イギリスのアスコット競馬場に初めて登場したことに由来。形はクラバットに近似し,二重結びにして結び目の下を飾りピンで留めるのが特徴で,現在でも黒白の縞模様のものは,この結び方でモーニングコートに合わせることがある。…

※「アスコットタイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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