結び(読み)むすび

百科事典マイペディア「結び」の解説

結び【むすび】

縄,紐(ひも)等をつないだり締めたりすること,またその結び目。こぶを作って結ぶひとえ結び,8字結び等の〈結節〉,両端を結び合わせるま結び,男結び,はた結び,てぐす結び等の〈結合〉,杭(くい)にくくりつけたりする場合のもやい結び等の〈結着〉,紐の中ほどで長さを縮める〈結縮〉,装飾用の〈文様〉等に大別される。文様は甲冑(かっちゅう)の背部等に用いられる総角(あげまき)結び,仏具の飾り等に用いられる華鬘(けまん)結び等,日本古来の花結びが大部分をしめる。→結縄

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デジタル大辞泉「結び」の解説

むすび【結び】

ひも状のものを結ぶこと。また、結んだ部分。「結びがゆるい」「男結び
人と人とを関係づけること。縁を結ぶこと。「結びの神」「縁結び
文章や相撲の取り組みなどの、終わり。結末。「結びの言葉」「結びの大一番」
握り飯。おむすび。
係り結びで、係助詞に応じて語尾を変化させた文末の活用語。→係り結び
和集合わしゅうごう
[類語]末文文末巻末終わり最後おしまい終了終結終焉しゅうえん終末果てし幕切れ閉幕打ち止めちょんかんりょうジエンドしま最終結末締めくく結尾末尾掉尾とうび・ちょうび終局終幕大詰め土壇場どたんばどん詰まりすえラストエンディングフィニッシュフィナーレ

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世界大百科事典 第2版「結び」の解説

むすび【結び】

紐状の材料を使い,その先端をさまざまな方向にくぐらせて引き締める技法。人間はこの技法を習得して初めて,物を束ねたり,結び合わせたりすることができるようになった。これは人間が習得した最初の,そして他の動物を文化的に引き離す基礎となった技術の一つといえよう。たとえば,石と木とをかずらやつるでしばりつける方法を考えついたことによって,石の穂先とその力を効果的にする柄(え)とを組み合わせて石槍もり),弓矢などの道具をつくり出した。

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