化学式Ag2C2。銀アセチリド,炭化銀ともいう。アセチレンHC≡CHの銀塩に相当し,Ag⁺と[C≡C]2⁻とからなる。硝酸銀のアンモニア水溶液にアセチレンガスを通ずると沈殿する。反応条件によって各種の組成のものが得られる。白色粉末で,水にわずかしか溶けない。酸,アルカリと反応してアセチレンを発生する。光に対して敏感であるが,乾燥状態ではとくに不安定で,加熱または摩擦により激しく爆発する。
執筆者:水町 邦彦
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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