アセンヤクノキ

百科事典マイペディア 「アセンヤクノキ」の意味・わかりやすい解説

アセンヤクノキ

インド原産のマメ科の落葉小高木。アカシア一種で,古木心材の煮出液から阿仙薬を取り,樹脂アラビアゴムにされる。阿仙薬は収斂抗菌作用があり,咳や出血消化不良に用いられる。
→関連項目染料作物

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世界大百科事典(旧版)内のアセンヤクノキの言及

【ガンビールノキ】より

…マレーシアでは葉をキンマといっしょにかんだり,葉を茶の代用ともする。 なおマメ科のAcacia catechu Willd.(英名catechu tree∥cutch tree)の心材からも同様の方法で阿仙薬がとれ,アセンヤクノキといわれている。【福岡 誠行】【新田 あや】。…

※「アセンヤクノキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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