アセンヤクノキ

百科事典マイペディア 「アセンヤクノキ」の意味・わかりやすい解説

アセンヤクノキ

インド原産のマメ科の落葉小高木。アカシア一種で,古木心材の煮出液から阿仙薬を取り,樹脂アラビアゴムにされる。阿仙薬は収斂抗菌作用があり,咳や出血消化不良に用いられる。
→関連項目染料作物

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のアセンヤクノキの言及

【ガンビールノキ】より

…マレーシアでは葉をキンマといっしょにかんだり,葉を茶の代用ともする。 なおマメ科のAcacia catechu Willd.(英名catechu tree∥cutch tree)の心材からも同様の方法で阿仙薬がとれ,アセンヤクノキといわれている。【福岡 誠行】【新田 あや】。…

※「アセンヤクノキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む