アタカマイト(その他表記)atacamite

改訂新版 世界大百科事典 「アタカマイト」の意味・わかりやすい解説

アタカマイト
atacamite

化学組成はCu2OH3Cl。緑塩銅鉱ともいう。斜方晶系に属し,板状,繊維状,粒状集合体などとして産出する。いろいろな色合い緑色を呈し,美しいガラス光沢をもつ。モース硬度3~3.5,比重3.7。銅鉱物が酸化されて二次的にできる。特に砂漠のような乾燥地帯に産出する。多くはチリ,アメリカのアリゾナ州などの銅鉱山の酸化帯にあり,銅鉱石として利用される。日本では標本規模で産出する。チリのアタカマ砂漠にちなんで命名された。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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