現代外国人名録2016 「アタル・ビハリバジパイ」の解説
アタル・ビハリ バジパイ
Atal Bihari Vajpayee
- 職業・肩書
- 政治家 元インド首相,元インド人民党(BJP)総裁
- 国籍
- インド
- 生年月日
- 1924年12月25日
- 出生地
- マドヤプラデシュ州グワリオル
- 学歴
- クイーン・ビクトリア大学卒,カンプール大学
- 経歴
- 1940年ジャンサン党下部戦闘組織RSS(民族義勇団)に参加し、反英闘争で’42年逮捕。’51年インド人民党(BJP)の前身、ジャンサン党(大衆連盟)の創始者の一人。’57年インド下院議員、’62年上院議員。’77〜79年外相を務める。’80〜86年BJP総裁。’96年5月総選挙で第1党となり、首相に就任するが、不信任動議を受け歴代政権で最短命の13日間で内閣総辞職した。’98年3月首相に再任。同年5月約24年ぶりに2度の核実験を行い、世界的非難を浴びる。同年9月国連総会で包括的核実験禁止条約(CTBT)への1年以内の署名に向けて前向きに検討する方針を示す。’99年2月パキスタンのシャリフ首相と会談し、核兵器をめぐる紛争回避で合意、ラホール宣言を採択。同年4月国会による信任投票が行われ、1票差で信任案が否決。辞表を提出するが、最大野党・国民会議派が組閣を断念、引き続き暫定政権を担う。同年10月下院総選挙で勝利、同月第3次バジパイ内閣発足。2004年5月下院総選挙で国民会議派に敗れ、同月辞任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報