日本歴史地名大系 「アチヤ平遺跡」の解説 アチヤ平遺跡あちやだいらいせき 新潟県:岩船郡朝日村三面村アチヤ平遺跡[現在地名]朝日村三面 アチヤ平朝日連峰の西側斜面の奥(おく)三面(みおもて)地区にあり、県営奥三面ダム建設で水没するため、平成六年(一九九四)から朝日村教育委員会が発掘調査を実施した。三面川本流と支流末沢(すえざわ)川の合流点の左岸、標高約一九〇メートルの段丘に立地する上段と、標高約一八〇メートルの中段、標高約一七八メートルの下段の三遺跡で構成される。主体となる上段部は縄文時代中期末から後期前半の集落跡で、直径約六〇メートルの環状集落の形態をとり、段丘崖は遺物廃棄場として利用されていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by