アナトリーソロニーツィン(その他表記)Anatolii Solonitsyn

20世紀西洋人名事典 の解説

アナトリー ソロニーツィン
Anatolii Solonitsyn


1934.8.30 - 1982.11.6
俳優
スヴェルドロフスク・ドラマ劇場俳優を経て、ノヴォシビルスクやレニングラードモスクワの劇場で活躍する。1963年テレビ映画「クルト・クラウゼヴィツ事件」で映画デビューし、’64年モスフィルムに出向いて「アンドレイ・ルブリョフ」への出演を申し出、タルコフスキー監督に主役に抜擢され、芸術家の良心苦悩を演じ、国際的名声を博す。’81年「ドストエフスキー生涯の26日」で第31回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞を受賞する。緊張した精神の動きの表現に優れタルコフスキー作品の常連であった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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