ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アプーフチン」の意味・わかりやすい解説
アプーフチン
Apukhtin, Aleksei Nikolaevich
[没]1893.8.29. ペテルブルグ
ロシアの詩人。貴族の家に生れた。 1852~59年ペテルブルグ法律学校で学び,音楽家 P.チャイコフスキーを知った。 65年オリョールで A.プーシキンの生活と作品について講演。上流社会人の絶望をテーマとする 80年代以降の作品が有名。第1詩集『詩』 Stikhotvoreniya (1886) ,長詩『僧院の一年』 God v monastyre (85) のほか,チャイコフスキーらの曲を付された短詩も数多い。
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