ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アムンゼン湾」の意味・わかりやすい解説 アムンゼン湾アムンゼンわんAmundsen Gulf 北アメリカ,カナダ北方のボーフォート海の一支湾。西経 124°,北緯 71°付近にある。奥行約 400km。最初に探検したのは,イギリス人のロバート・マックルールであった。彼は 1850年北西航路を経て最西端まで達する予定であったが,実際には,プリンスオブウェールズ海峡の凍結のため,別のルートを通って湾の北東部に到達した。 1905年 R.アムンゼンが北西航路を経てこの湾を通過することに成功した。そのためこの湾名の由来となる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「アムンゼン湾」の意味・わかりやすい解説 アムンゼン湾あむんぜんわんAmundsen Gulf カナダ北西部、カナダ本土とその北側のビクトリア島、バンクス島に挟まれた湾。東西約400キロメートル。西は北極海のボーフォート海に開け、東はいくつかの海峡を経てバフィン湾に通じ、カナダ北極海諸島海域を横断する北西航路の西端にあたる。1903~1906年のアムンゼン探検隊の初通過にちなみ命名。[大竹一彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by