アラバンド鉱(読み)アラバンドこう

最新 地学事典 「アラバンド鉱」の解説

アラバンドこう
アラバンド鉱

alabandite

化学組成MnSの鉱物。硫マンガン鉱,アラバンダイトとも。ランベルグ石(六方晶系)と多形をなす。立方晶系,空間群Fm3m, 格子定数a0.52236nm, 単位格子中4分子含む。帯緑~帯褐黒,亜金属光沢,さびて褐色味を帯びる。自然結晶は立方体・八面体,多くは塊状・粒状。劈開{001}完全,硬度3.5~4,比重3.95~4.04(測定値),4.053(計算値)。方鉛鉱・黄銅鉱・閃亜鉛鉱・黄鉄鉱・輝銀鉱・自然テルル・菱マンガン鉱・方解石・石英などとともに,変成層状マンガン鉱床・鉱脈鉱床・隕石から産出。産地のトルコAlabandaにちなみ命名。

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