ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アラブ協力会議」の意味・わかりやすい解説 アラブ協力会議アラブきょうりょくかいぎ 1989年2月,バグダードで,イラク,エジプト,ヨルダン,イエメン (北イエメン) の首脳合意によって設立された。加盟国はいずれもイラン・イラク戦争中一貫してイラクを支持しており,経済を中心に,戦後の協力,統合,連帯の実現を目的とした。しかし,湾岸戦争中,エジプトが「反イラク」の姿勢を取り続けたため同会議は事実上崩壊した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報