アラブ民族(読み)アラブみんぞく(その他表記)Arabs

旺文社世界史事典 三訂版 「アラブ民族」の解説

アラブ民族
アラブみんぞく
Arabs

イスラーム世界の中で,セム系のアラビア人と融合してアラブ化した民族の総称
純粋のアラビア人も,南部と北部では大きな差があり,統一はされなかった。ムハンマドの出現とイスラームの成立は,北部アラビア人による言語・文化の統一を促し,さらに西アジア一帯・アフリカへの発展によって,現地の先住諸族もアラブ化した。アラブ民族のほとんどは16世紀よりオスマン帝国に支配されたが,第一次・第二次両世界大戦をへて,モロッコ・アルジェリア・エジプト・シリア・ヨルダン・イラク・サウジアラビア・イエメンなどの諸国が建設された。反帝国主義・反植民地主義を掲げ,国際政治上重要な地位を占める。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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