アララ遺跡(読み)あららいせき

日本歴史地名大系 「アララ遺跡」の解説

アララ遺跡
あららいせき

[現在地名]南島町奈屋浦 アララ

奈屋なや浦西岸の入江に面する浜堤状の標高約二メートルの微高地にある。背後には狭い谷が入る。現在は山林。伊勢湾台風後、防潮堤などの工事により、遺物包含層が相当削り取られた。当時の断面観察によると、南側の丘陵から崩れた土層によって縄文時代遺物包含層が埋没し、その上に弥生時代遺物包含層が堆積していたという。縄文時代遺物は中・後期土器が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む