現代外国人名録2016 「アランギルバート」の解説
アラン ギルバート
Alan Gilbert
- 職業・肩書
- 指揮者 ニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1967年
- 出生地
- ニューヨーク
- 本名
- ギルバート,アラン・タケシ
- 学歴
- ジュリアード音楽学校,ハーバード大学(作曲・音楽史・英文学・詩・イタリア語)卒,カーティス音楽学校大学院
- 受賞
- ジュネーブ国際音楽コンクール指揮部門第1位〔1994年〕
- 経歴
- 父は米国人、母は日本人。両親ともにバイオリニストで、妹もバイオリンを学ぶ音楽一家に育つ。ジュリアード音楽学校プレ・カレッジ・プログラムで学び、ハーバード大学に進学。英文学や文学批評を専攻するかたわら、作曲や指揮の勉強にも取り組む。その後、カーティス音楽学校大学院で指揮を専攻、タングルウッド音楽祭音楽院でバーンスタインに師事、研鑽を積む。1994年クリーブランド管弦楽団でドホナーニの副指揮者となる。またハッドンフィールド交響楽団の音楽監督に就任。’96年5月クリーブランド管弦楽団定期公演にデビュー。6月東響へ客演するなど順調にキャリアを重ねる。2000年1月〜2008年スウェーデンのロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者。2001年ニューヨーク・フィルハーモニックにデビュー。のちハンブルクの北ドイツ放送交響楽団首席客演指揮者。オペラの分野では2003〜2007年サンタフェ歌劇場音楽監督を務めた。2008年11月メトロポリタン歌劇場デビュー。2009年9月ニューヨーク・フィル音楽監督に就任。任期は5年間。1994年、2005年、2009年公演で来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報