20世紀西洋人名事典 「アランホバネス」の解説
アラン ホバネス
Alan Hovhaness
1911.3.8 -
米国の作曲家。
マサチューセッツ州サマービル生まれ。
別名Alan Scott Hovhaness。
1932〜34年ニューイングランド音楽院で学び、’42年バークシャー音楽センターで作曲をB.マルティーヌに師事。’48〜52年ボストン音楽院を経て、’56〜57年ロチェスター大学イーストマン音楽学校で教鞭をとる。’60年日本、’61年フランス、ドイツ、’65年ソ連邦などに旅行し、アルメニアやアジアの民族音楽の音楽様式を研究、又その楽器を作品に用いた。主な作品にオペラ「エチミアジン」(’46年)、管弦楽のための「世阿弥」(’64年)、鯨のなき声の録音による「そして神は大鯨を造りたもうた」(’70年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報