20世紀西洋人名事典 の解説
アラン・レックス サンデージ
Allan Rex Sandage
1926 -
米国の天文学者。
1948年カリフォルニア工科大学大学院天文学科に進み、ウィルソン山天文台でハップルの定数、恒星状天体、宇宙の原則パラメータの研究をする。’57年星団の色一等級図表を発表。また遠方の銀河団までの天体の距離を赤方偏移とは別個に推定する方法を考えた。’65年青色恒星状天体を発見。’76年ハップルの定数を100万光年につき、秒速16キロに改訂し、宇宙の年齢を180億年と推するなど多くの研究を成し遂げた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報