アリーナコジョカル(英語表記)Alina Cojocaru

現代外国人名録2016 「アリーナコジョカル」の解説

アリーナ コジョカル
Alina Cojocaru

職業・肩書
バレリーナ イングリッシュ・ナショナル・バレエ団(ENB)リード・プリンシパル

生年月日
1981年5月27日

出生地
ルーマニア・ブカレスト

学歴
ルーマニア国立バレエ学校,キエフ・バレエ学校卒

受賞
ブノワ賞(最優秀バレリーナ賞)〔2004年〕,ニジンスキー賞〔2005年〕,ローザンヌ国際バレエコンクール・ローザンヌ賞〔1997年〕

経歴
7歳頃からバレエを始め、9歳でルーマニア国立バレエ学校に入学。同年キエフ・バレエ学校の交換留学生に選ばれる。1997年16歳でローザンヌ国際バレエコンクールのローザンヌ賞を受賞し、スカラシップを得て、’98年ロイヤルバレエ学校に留学。半年後、17歳でキエフ・バレエ団にソリストとして入団、1年在籍して「ドン・キホーテ」キトリ、「眠れる森の美女」オーロラ姫、「シンデレラ」などを踊り、レパートリーを広げた。’99年英国ロイヤル・バレエ団にコール・ドで入団し、2001年「ジゼル」デビュー2日目の舞台終了後、19歳でプリンシパルに昇格。可憐な容姿、高度なテクニックと演技力で注目を集める。2004年「シンデレラ」でバレエ界のアカデミー賞といわれるブノワ賞を受賞、2005年には「モナコ・ダンス・フォーラム」で“世界一のダンサー”と認められ、ニジンスキー賞を受賞。2011年ジョン・マイヤー率いるハンブルク・バレエ団で、「椿姫」「リリオム」に主演。2012年ロイヤル・バレエ団のダンサー達を率いて来日、初の座長公演「アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト」を行う。2013年イングリッシュ・ナショナル・バレエ団(ENB)リード・プリンシパルとして入団。他の主なレパートリーに「真夏の夜の夢」「コッペリア」「マノン」「くるみ割り人形」など。日本での世界バレエフェスティバルには第10回(2003年)、第11回(2006年)、第12回(2009年)、第13回(2012年)、第14回(2015年)に出演。2006年新国立劇場初登場。2015年世界バレエフェスティバル前夜祭公演で東京バレエ団「ラ・バヤデール」に客演

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android