アルガン岩礁国立公園(読み)アルガンがんしょうこくりつこうえん(その他表記)Banc D'Arguin National Park

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルガン岩礁国立公園」の意味・わかりやすい解説

アルガン岩礁国立公園
アルガンがんしょうこくりつこうえん
Banc D'Arguin National Park

モーリタニア北西部,ヌアディブー岬とティミリス岬との間の大西洋岸に広がる国立公園。面積1万 4000km2。 1976年指定。 85%がラムサール条約に登録された湿地帯で,北ヨーロッパから飛来する渡り鳥の3分の1がこの地で越冬する。特にオオフラミンゴ,モモイロペリカンの数が多い。海岸部は寒流暖流が混り合い,沖合い 25km近くまで遠浅が続くが暗礁が多く人が近づけないため,海生動物に格好の生活環境を提供している。絶滅危機にあるウミガメの生息地としても知られている。 1989年世界遺産の自然遺産に登録。

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