20世紀西洋人名事典 「アルトゥールロジンスキ」の解説
アルトゥール ロジンスキ
Artur Rodzinsky
1892.1.1.(1894.説もあり) - 1958.11.27
米国の指揮者。
元・フィラデルフィア管弦楽団副指揮者。
スプリート(ユーゴスラビア)生まれ。
大学時代は法律を学び博士号を得る。同時にウィーン音楽院でピアノをリストの高弟エミール・フォン・ザウアーに、指揮をフランツ・シャルクに師事。リヴォフの合唱団の指揮者からスタート、1921〜25年のワルシャワ・フィルの指揮者を務め、ストコフスキーに認められ、’26年渡米、’29年フィラデルフィア管弦楽団副指揮者兼カーティス音楽院管弦楽科、歌劇科指揮者、’29〜32年ロスアンジェルス・フィル、’33〜43年クリーヴランド管弦楽団、’43〜47年ニューヨーク・フィル、’47〜48年シカゴ交響楽団とそれぞれ常任指揮者を歴任。’48年以降は欧米各地で客演指揮者として活躍。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報