20世紀西洋人名事典 「アルバートルーセル」の解説
アルバート ルーセル
Albert Roussel
1869.4.5 - 1937.8.23
フランスの作曲家。
トワルコアン生まれ。
はじめは海軍士官だった晩学の作曲家。25歳で軍職を去り、29歳でスコラ・カントルムに入学、ダンディに師事した。卒業前後から才能を認められ、対位法の教授として母校で教鞭を執る。出世作は、バレエ曲「くもの饗宴」(1912年)。その他の作品には「第3番」(’30年)をはじめ、交響曲第4番「喚起」(’11年)、遺作となった「弦楽3重奏」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報