20世紀西洋人名事典 「アルフレッドケル」の解説
アルフレッド ケル
Alfred Kerr
1867.12.25 - 1948.10.12
ドイツの演劇評論家。
ブレスラウ生まれ。
本名アルフレッド ケンプナー。
1890年からベルリン日刊紙、「Tag」紙などで劇評欄を担当した。辛らつな見方とアフォリズム風の文体によって注目された。初期のハウプトマンを絶賛し、表現主義に肩入れし、未知の価値を見いだすことに尽力した。1932年にチェコスロバキアを経て、イギリスに亡命、帰国後死去した。著書に「ズーダーマン氏」(’03年)、「光明の世界」全2巻(’20年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報