アルマリック(その他表記)Almalïgh

改訂新版 世界大百科事典 「アルマリック」の意味・わかりやすい解説

アルマリック
Almalïgh

12世紀から15世紀にかけて中央アジアのイリ川上流のイリ盆地に存在したオアシス都市で,13世紀ころのチャガタイ・ハーン国の首都として有名。同時代の漢籍では阿里馬城阿里麻里城などと表記されている。イリ盆地は古くから東西交易路の幹線が通じ,かつ遊牧民勢力の活動の舞台でもあり,史上いくつかの交易の中心となったオアシス都市の興亡がみられるが,アルマリックもその一つである。チャガタイ・ハーン国末期の戦乱過程廃城となったと思われる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む