アルワッハーブ

百科事典マイペディア 「アルワッハーブ」の意味・わかりやすい解説

アルワッハーブ

エジプトの作曲家,歌手。ムハンメド・アブデル=ワッハーブMuhammed Abdel-Wahabとも。幼少時から驚異的な音楽の記憶力を発揮し,1920年アラブ音楽クラブ(現アラブ音楽学院)で伝統的アラブ音楽を学び始め,カイロのベルグリューン学校で西洋の音楽も学んだ後,歌手兼作曲家の道へ踏み出した。見事なバリトンの声で人気を集め,ウード即興演奏でも名声を得た。詩人アハメド・シャウキーの詩に彼が曲をつけた作品は,その分野での古典的名作となっている。多くの音楽映画にも出演し,自作の歌を歌った。全経歴を通じて伝統的な音楽を豊かにする新しい方法を求め続け,オリエントのモノディー様式(単旋律の音楽)を基盤として,その上に西洋音楽のさまざまな特徴を重ね合わせた音楽を生み出した。一般大衆からインテリまであらゆる層から絶賛され,彼以降の若い作曲家のほとんどに影響を与えている。→クルスーム

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む