アレキサンダ・エミールエルサン(英語表記)Alexandre Emile John Yersin

20世紀西洋人名事典 の解説

アレキサンダ・エミール エルサン
Alexandre Emile John Yersin


1863.9.22 - 1943.3.2
フランスの細菌学者。
スイス出身。
スイスのローザンヌ地方に生まれ、ローザンヌ大学卒業後ドイツ、フランスに留学、マールブルグ大学、パリ大学で医学を学び1889年フランスに帰化。パスツール研究所でルーと共にジフテリア抗毒素について研究、その後中国、ベトナムのパスツール研究所長を務め、’94年香港でペスト菌北里柴三郎とは別に、ほぼ同時に発見し血清を作る。ペスト菌の学名はその名に由来している。インドシナゴムの木を導入した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android