2000年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ペルー南部の同国第2の都市で、羊毛集散地のアレキーパに位置する。町の建物が、近郊で採れる白い火山岩で造られていることから、「白い町(シウダー・ブランカ)」とも呼ばれる。2001年にマグニチュード8.1の大地震が起きた際には、大聖堂などに大きな被害が出た。人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして世界遺産に登録された。◇英名はHistorical Centre of the City of Arequipa。アレキーパの名は、この町を建設したインカ帝国第4代皇帝のマイタ・カパックが言ったという「ここへ住みなさい」という意味のケチュア語に由来する。