アンジェロスジェンスク(読み)あんじぇろすじぇんすく(その他表記)Анжеро‐Судженск/Anzhero-Sudzhensk

デジタル大辞泉 「アンジェロスジェンスク」の意味・読み・例文・類語

アンジェロ‐スジェンスク(Anzhero-Sudzhensk/Анжеро-Судженск)

ロシア連邦中部、ケメロボ州都市。19世紀末のシベリア鉄道敷設に伴って建設された。クズバス炭田の主要な採炭地の一つ機械工業化学工業が盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンジェロスジェンスク」の意味・わかりやすい解説

アンジェロ・スジェンスク
あんじぇろすじぇんすく
Анжеро‐Судженск/Anzhero-Sudzhensk

ロシア連邦中部、ケメロボ州の都市。人口9万2700(2003推計)。クズネツク炭田のもっとも重要な石炭業中心地の一つである。鉱業機械類の製造、車両修理、ガラス化学薬品などの工業がある。シベリア鉄道に沿う送油管とオビ川中流域からくる送油管との接合地点でもある。1897年、シベリア鉄道が敷設されて石炭採掘が開始されたときに建設された都市である。

[三上正利]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンジェロスジェンスク」の意味・わかりやすい解説

アンジェロスジェンスク
Anzhero-Sudzhensk

ロシア中部,西シベリア南部,ケメロボ州の都市。州都ケメロボの北約 80kmにあり,ノボシビルスク-クラスノヤルスク間のシベリア横断鉄道が通る。クズバス (クズネツク炭田) 北端部に位置する炭鉱都市で,19世紀末開通したシベリア鉄道への石炭供給地として発展。採炭業のほか,鉱山機械,ガラス,薬品などの工業がある。人口 10万 7000 (1991推計) 。

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