化学辞典 第2版 「アンチモン化インジウム」の解説
アンチモン化インジウム
アンチモンカインジウム
indium antimonide
InSb(236.58).成分金属の計算量を水素または希ガス中で混合溶融すると得られる.金属間化合物で,立方晶系,せん亜鉛鉱型構造.Sb-In2.80 Å.密度5.74 g cm-3.融点535 ℃.Ⅲ-Ⅴ半導体,ホール素子,バンドギャップ0.18 eV(25 ℃).化合物半導体の素材,赤外線検出素子,磁気抵抗材などに用いられる.[CAS 1312-41-0]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報