アンテルス(その他表記)Anterus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンテルス」の意味・わかりやすい解説

アンテルス
Anterus

[生]?. ギリシア
[没]236.1.3. ローマ
ギリシア出身の第19代教皇在位 235~236)。聖人前任の教皇ポンチアヌス(在位 230~235)がサルジニア島鉱山流刑になっている間に教皇に選出され,数週間在位した。"Liber Pontificalis"によれば,殉教者(→殉教)らの言行録をまとめ,教会の書庫で保管するよう指示したことにより,自身も殉教することとなった。祝日は 1月3日。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android