20世紀西洋人名事典 「アントーニオコルポラ」の解説
アントーニオ コルポラ
Antonio Corpora
1909.8.15 -
イタリアの画家。
チュニス生まれ。
後期印象派の影響を受け、1930年代はフィレンツェ、ミラノ、パリ等で活躍した。その間に現代芸術を擁護する論文を多く発表した。’45年にグットゥーゾらのネオキュビスト・グループに加わり、第二次大戦後のイタリア美術の推進に努力した。’52年以後、叙情的でより具象性の強い画風に戻った。代表作に「オリエンテ」(ブレッシア、個人蔵)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報