ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンドララベラ」の意味・わかりやすい解説 アンドララベラAndorra-la-Vella アンドラの首都。ピレネー山脈の南麓,狭いグランバリラ渓谷内,バリラ川とバリラデルノルト川の合流点に位置する。スペインとフランスの国境に道路で結ばれ,両国の文化をあわせもつ町であるが,長い間,外の世界から比較的孤立していた。近代化が始まったのは 1930年代で,輸送路が整備され,第2次世界大戦後に観光産業が成長した結果,人口が増加。 1960年代から 1970年代にかけて買い物客や観光客が集まる商業都市に変貌した。アンドラでは税金が課されないため,現在はヨーロッパやアジアからの輸入製品の小売業が中心。近郊にウインタースポーツの楽しめる場所もある。人口 2万526(2010推計)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by