20世紀西洋人名事典 「アンドリューベィティ」の解説
アンドリュー ベィティ
A. Batey
1944 -
建築家。
カリフォルニア生まれ。
オクシデンタル大学で歴史学、オックスフォード大学で美術史、ケンブリッジ大学で建築学を学ぶ。フォースター・アソシエイツ、ルイス・バラガンのもとで働き、1978年マーク・マックと共に事務所を開く。第一作は半地下に埋められた隠れ家のようなコンクリート造の住宅の「ナパ・バレーのアンチ・ヴィラ」で、彼らの住宅シリーズは正方形、十字形、H形、L形などシンプルな構成のプランによるタイポロジカルなアプローチがなされ、厚い壁の分節によりローマのヴィラ構成に近づいている。又建築理論紙「アーキタイプ」を創設し、マックと共に編集、執筆に従事。他の作品に「キルリン・ハウス」(’79年)、「カーリン邸」(’80年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報