20世紀西洋人名事典 「アンドレルッサン」の解説
アンドレ ルッサン
André Roussin
1911.1.22 - 1987.11.3
フランスの俳優,劇作家。
マルセイユ生まれ。
ルイ・デュクルーとともに劇団「灰色の幕」を創設、パリに出て劇作を志し、占領下「アム・ストラム・グラム」(1943年)でデビューする。「小さな小屋」(’47年)が大当りとなる。「人生は短すぎる」(’81年)が最後の成功作で、「牝猫は死んだ」(’87年)が遺作となる。その他の作品に「ニーナ」(’50年)、「ボボス」(’51年)、「あかんぼ頌」(’52年)、「狂気の恋」(’55年)などがある。’73年アカデミー会員。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報