アンドールフォルデシュ(その他表記)Andor Földes

20世紀西洋人名事典 「アンドールフォルデシュ」の解説

アンドール フォルデシュ
Andor Földes


1913.12.21 - 1992.2.9
米国のピアノ奏者。
ハンガリー出身。
ピアノをティボール・サットマリーに師事し、1922年8才でブタペスト・フィル共演、神童ぶりを発揮。その後リスト音楽院に入学、エルンスト・ドホナーニにピアノを師事したほか作曲、指揮法を学ぶ。’23年リスト・コンクール優勝、’29年ウィーンでデビュー。’32年卒業。’33年ヨーロッパ各地で演奏活動を開始、一時中断の後’39年エーリヒ・クライバー指揮で再デビュー。’40年ニューヨークデビュー、’48年米国の市民権取得。バルトーク演奏の権威として知られ、またベートーヴェンの演奏では西ドイツから勲章が贈られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android