アンパンマン

共同通信ニュース用語解説 「アンパンマン」の解説

アンパンマン

やなせたかしさんの作品に登場する人気キャラクター。正義味方で、おなかをすかせている人を見ると、あんパンでできた自分の顔をちぎって分け与える。天才科学者を名乗るばいきんまんが永遠のライバル。1973年、フレーベル館の月刊絵本に「あんぱんまん」として掲載。88年、テレビアニメ「それいけ!アンパンマン」が放送開始。世代を超えて愛され続け、東日本大震災後にはラジオから流れる「アンパンマンのマーチ」が多くの人の心を癒やした。

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デジタル大辞泉プラス 「アンパンマン」の解説

アンパンマン

やなせたかしによる絵本シリーズ、及びそこから派生したアニメ作品。困っている人を助けるため、自分の頭を差し出す正義のヒーローを描く。『詩とメルヘン』1975年1月号~1976年5月号、『月刊いちごえほん』1976年9月号~1982年7月号、『読売新聞日曜版』1990年1月1日~1994年5月29日に連載。第19回(1990年度)日本漫画家協会賞 大賞、第24回(1995年度)日本漫画家協会賞 文部大臣賞受賞。1979年にNHK、1989年から日本テレビ系列で「それいけ!アンパンマン」のタイトルでアニメが放映、1989年より毎年1作劇場用アニメが公開されている。

あんぱんまん

やなせたかしによる絵本作品。1973年に大人向けのメルヘンとして雑誌掲載された。難解なため評判は芳しくなかったが、子供たちの間で人気になり、1975年には幼児向けに描かれた『それいけ!アンパンマン』が刊行同作ヒットを受けて1976年に刊行された。

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